新春随想 梅村さえ子

昨年末、地元の「立憲主義を回復する市民の会」のみなさんが開いてくださった激励会でいただいたチューリップ。春の匂いが、新年の決意を新たにさせてくれます。

「チューリップ」は我が家のあゆみでもあります。今年の正月は十数年ぶりに両親とゆっくり過ごしました。82歳と78歳になる両親が長年、愛知県の実家で営んでいた喫茶店「チューリップ」を閉めたからでした。

愛知といえば「モーニング」。朝はトヨタ自動車などへ出勤する労働者を迎え、その後は近所の高齢者のたまり場に。春には店の周りをチューリップの花でいっぱいにし、地域の憩いの場にもなってきました。わが家の子どもたちも、長期休みになるとすぐに飛んでいき、大きくなってきました。商売の厳しさとやりがいを教えてくれた「チューリップ」に感謝し、家族が新しい生活をスタート。母も時間ができ、昨年の総選挙では初めて炊き出しを頑張ってくれました。

私も元旦、玄関のチューリップに、商売繁盛、商売を苦しめる消費税をなくす政治を誓い、参院比例候補としての新しい挑戦をきりました。頑張ります。

(参院比例候補)

梅村さえ子

(にいざ民報 2018年1月14日 No.1749)