馬喰橋通り交差点、指導員1人に児童200人 スクールゾーンなど安全対策を

都市計画道路東久留米志木線が12月15日、新座市分について開通するのに伴い、石神小学校児童の通学路が変更となりました。変更された通学路は、道幅が狭く歩行スペースも40cmしかなく非常に危険な道路である事から一般質問しました。

あしの修議員

あしの市議は、変更される通学路の道路写真を議場に映しながら「新たな通学路の児童は約120名おり、車も抜け道として使用されている状況だ。また、堀ノ内病院の坂を上がってくる児童と堀ノ内地域から来る児童と三方向から児童が来て、合流する馬喰橋通りの交差点は200人近くの児童が通る事になる。現在交通指導員さんが配置されているが一人では大変だ。交通指導員の増員を行うべきではないか。また、新たな通学路の道路をスクールゾーンにするなどの措置が求められているのではないか」と市の考えを質しました。

市長は、交通指導員の増員について「新たな増員は考えていない」と答弁。スクールゾーンについては「地域の人たちの総意として要望があれば要望させていただく」と答弁。

また、教育長は「スクールゾーンについて「現地調査を警察と共に行い、署員の方もスクールゾーンにした方がいいかなとも話されており、今、町会長にも話をし、同意が得られれば正式に認定を申請していきたい」と答弁がありました。

あしの市議は、スクールゾーンについて「地域の方の同意が必要なのは承知している。地域任せでなく積極的に市が関わり早急に実施できるようにしてほしい」、交通指導員の増員については「交通指導員の方も事故など絶対に起こしてはならないと言っており、非常に不安になっている。原則一ヶ所に一人という事だが状況が違う。しっかりと対応してほしい」と重ねて要望を行いました。

新たな通学路を通う児童の様子
新たな通学路を通う児童の様子

(にいざ民報 2018年1月28日 No.1750)