野党が足並み そろえてきた! 9条改憲には反対

日本共産党の小池晃書記局長は29日、記者会見し、通常国会序盤の質疑を通じて「野党間で一致できる政策課題が浮かび上がってきた」と述べました。

小池氏は、森友学園・加計学園疑惑、生活保護費引き下げ、「働き方改革」、沖縄米軍基地問題などで「野党各党の足並みがかなりそろってきた」と指摘。

憲法改定をめぐっても、希望の党の玉木雄一郎代表が代表質問で「立法事実のない9条改憲案には反対」だと、9条1・2項を残して自衛隊を明記するとの安倍首相の案に事実上、反対を表明したことに触れ、「日本共産党と、立憲民主党、民進党、自由党、社民党のみならず、希望の党も含めて『安倍9条改憲』反対の旗が立ってきていることは重要であり「注目している」と述べました。「背景には、『9条改憲には反対』という国民世論の広がりがある」と強調しました。

記者会見する小池晃書記局長=29日国会内
記者会見する小池晃書記局長=29日国会内

(にいざ民報 2018年2月4日 No.1751)