市県民税の申告を分かりやすく 答弁「領収書の持参は不要であることを徹底する」

工藤薫市議は、「毎年の市県民税の申告をもっと市民に分かりやすく」と3月議会で一般質問しました。

工藤かおる議員

2月15日から3月15日まで、毎年の市県民税の申告には、約5000人の市民が市役所を訪れ、2時間、3時間待ちで混雑します。

市民から「夫の扶養になっているのになぜ申告用紙がきたのか?」「年金が400万円以下だけれど申告した方がいいのか?」「言葉が難しくてさっぱり分からない」などの声が多くあります。

工藤市議は、「(1)申告のフローチャートの文言が難しくて前に進めないので改善を。(2)無申告を減らすため、国保税軽減や医療費の自己負担が少なくなるなど、申告のメリットをもっと目立つように記載を。(3)国保税や介護保険料は市役所窓口で納入額が確認できるので、領収書や納付確認書は持参不要であることの徹底を。(4)市民を待たせないように職員増や臨時駐車場を」と提案しました。

市は「(1)申告が必要か否かのフローチャートを分かりやすく改善する。(2)目立つよう改善を検討する。(3)社会保険料の納付済確認書などは持参不要であることを広報やホームページで徹底する。(4)現在でも臨時職員を20名増員している。駐車場は来年度は増えます」と答弁しました。

これからも市民の声を取り上げて、分かりやすく手続きを簡素化していきたいと思います。

(にいざ民報 2018年3月25日 No.1758)