憲法は国民が強く渇望した時、変えるものだ オール埼玉、立憲野党、市民団体などが熱くリレートーク

埼玉弁護士会、連合埼玉、埼労連、立憲民主党、共産党、自由党、社民党などの代表の他、レッドアクション、埼玉土建組合などがリレートーク=10.21 北朝霞駅頭
埼玉弁護士会、連合埼玉、埼労連、立憲民主党、共産党、自由党、社民党などの代表の他、レッドアクション、埼玉土建組合などがリレートーク=10.21 北朝霞駅頭

安保関連法の廃止を求める「オール埼玉総行動実行委員会」と、「市民が野党をつなぐ埼玉4区の会」は21日(日)、北朝霞駅で街頭演説会を行い、オール埼玉の団体と立憲4野党、4市の市民などがリレートークし、330人もの人が足を止め熱気にあふれました。

オール埼玉の小出重義実行委員長は、「オール埼玉は安保関連法廃止の1点て共闘し、1万人規模の集会を6回行ってきた。安倍9条改憲反対の3千万署名で安倍政権を追い込もう」と署名への協力を呼びかけました。

埼玉弁護士会の島田会長は、「国民が安倍政権に望んでいるのは経済政策や社会保障の充実」と安倍首相の改憲議論は不当と訴え。

連合埼玉の佐藤事務局長は、「国主導の下、戦争を引き起こした反省から国民主権の憲法をつくった。安倍政権は国民の声を聞かない」、埼労連の伊藤議長は、「憲法は国民に強い強い渇望があるときに変えるもの。今、望んでいるのはごく一部の政治家だ」と話しました。

日本共産党の伊藤岳県民運動委員長は、「対話によって世界情勢を開こうという時に、1隻1300億円ものイージス艦などいらない。参院選挙は市民と野党が力を合わせて安倍政権を倒すために頑張りたい」と訴えました。

立憲民主党埼玉県連の熊谷幹事長は、「安倍首相は歴代内閣が守ってきた閣議決定を短期間で変えた。安倍首相の改憲には反対だ」

社会民主党の武井県連代表は、「自衛隊員の母親から『何の恨みもない人を殺す職を変えさせたい』と相談を受けた。戦争は始めたら終わり。人の命は無くしたら二度と戻ってこない。この1点て共闘しよう」と訴えました。

自由党の松崎県連代表は「沖縄県知事選挙で自由党のデニー玉城氏が勝利した。翁長前知事などが築いたオール沖縄の勝利だ。市民が野党を叱咤激励して結果を出してきた。市民が大きな力を握っている」と市民を激励しました。

3000万署名が52筆、チラシ550枚を配布。新座市から多くの皆さんと共に、共産党市議団も参加しました。

(にいざ民報 2018年10月28日 No.1787)