徴用工訴訟 解決へ知恵集めて 韓国大統領「日本政府は謙虚に」

韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は10日、年頭記者会見を行い、韓国の最高裁が昨年、日本企業に対し、太平洋戦争中に強制労働をさせた元徴用工への賠償を命じた徴用工訴訟について、「韓日がどのように解決していくのか、真剣に知恵を集めていかなければならない」と語りました。また三権分立の下「政府は司法の判決を尊重しなければならない」と強調しました。

文氏は会見で、歴史問題は「韓国政府がつくり出した問題ではない。過去の不幸だった長い歴史のためつくられた」と語り、「日本政府はもう少し謙虚な立場を持つべきだと思う」と述べました。また、「日本の政治家や指導者らが、しきりに政治争点化して、拡散させていくことは賢明な態度ではないと思う」と強調。「韓日は新たな外交関係樹立のため基本条約を結んだが、それではすべてが解決されたとはみなされず、問題がまだ少しずつ続いている」と指摘しました。

さらに最高裁判決について「韓国政府としては、韓国司法の判決について尊重する立場を持たなければならない。日本も不満があるとしても基本的にその部分を、やむを得ないという認識を持たなければならない」と主張しました。

(しんぶん赤旗 1月12日付)

(にいざ民報 2019年1月20日 No.1797)