変えよう!埼玉県政 その6 内水氾濫、河川改修など水害対策強化を

工藤かおる県政対策委員長

「あっという間に水が増え、高台に移動しておいた車も水没し家は床下浸水。でも市からも県からも何の支援もありませんでした」一昨年の台風で被害を受けたWさん(新座市中野)。

新座市は河川があふれる洪水はありませんが内水氾濫は各所で発生しています。

内水氾濫とは、台風に伴う大雨やゲリラ豪雨の時、水位が上がった河川に町中の雨水を流すことが出来ず、道路冠水や床下・床上浸水を引き起こすもの。対策として排水ポンプ場や調整池の整備、川底を深く浚渫する工事などがありますが、いずれも多額の費用がかかります。

埼玉県は河川改修の予算を減らし続け、10年前の2割も少ないまま。一方で治水に役立たない八ツ場ダムには971億円を投入。今後も131億円もつぎ込もうとしています。命と財産を守る県政に転換しましょう。

(工藤かおる県政対策委員長)

(にいざ民報 2019年3月3日 No.1803)