いのちとくらしを守る2019新座市民集会 憲法改悪を許さない!憲法生かす、まともな政治を取り戻そう!

プロジェクターを使って説明する工藤かおる県議予定候補
プロジェクターを使って説明する工藤かおる県議予定候補「市は、福祉切り捨てを知って市民から寄せられた切実な声を聴くべきだ」と語ります

いのちとくらしを守る2019新座市民集会が、2月20日ふるさと新座館ホールで開かれ、9団体から167人が参加しました。

今年のメインスローガンは、「憲法改悪許さない!憲法生かす、まともな政治を取り戻そう!市民サービス廃止・削減許すな!」です。基調報告は、工藤かおるさん(県議予定候補)が「私たちの税金は、社会保障と教育に!新座市の誇り、優れた福祉サービスを守ろう!埼玉県政も変えましょう!」と題して行いました。

工藤さんは市民サービス削減予定の10事業の説明をした後、1月後半の半月ばかりで社会保障推進協議会(大森敬蔵会長)が5054筆のサービス削減反対署名を集め、2月4日に市長に提出したことを報告。きめ細やかなサービスは市民の誇りとなっている。高齢者・障がい者など一番困っている人のサービスを削らないでほしいと市長に強く要望したと話しました。

自治体の役割は、住民福祉の増進を図ることが一番なのに、「財政が厳しい」と福祉サービスを切り捨て、大型事業は見直さないのは不当だと強調。新座市の財政力は全国791市の中で117番(17年度決算)の位置で全国の中で上位にあり「決してお金の無い市ではありません」と語りました。

また、埼玉県も大型開発には熱心だが、新座市と同様に福祉を切り捨てようとしていることを紹介し、「埼玉県政も変えよう!」と呼びかけました。

その後、新座市職員労働組合、学童保育労組、生活と健康を守る会、埼玉土建、医療生協、年金者組合、新婦人、革新懇の8団体がそれぞれ5分のスピーチを行い、集会アピールを採択して散会しました。

(にいざ民報 2019年3月3日 No.1803)