保育施設の待機児童は133名

4月1日現在、新座市の保育施設(保育園、認定こども園、小規模保育)に入れなかった待機児童は133名です。昨年の147名から14名しか減っていません。

この4月に開設するのは、小規模保育施設2園のみ。また保育士不足のため8園で合計53名(0歳児22名、1歳児19名、2歳児11名、3歳児1名)定員を減らさざるを得ない状況です。そのため、昨年より15名しか定員が増えていないのです。

4月1日現在の定員は、公立保育園6園(定員670名)、法人保育園27園(同2064名)、認定こども園1園(同106名)、小規模保育施設25施設(同376名)の計3216名です。

また、保育士不足のため、どろんこ保育園と竹の子保育園の地域子育て支援センターが3月末で閉所しました。

共産党は保育士確保のため、県の制度を活用した家賃補助制度を実施するよう求めてきましたが、市は財政難を理由に実施せず、県も今年度、制度を廃止しました。抜本的な処遇改善が必要です。

(にいざ民報 2019年4月7日 No.1808)