市役所の土日開庁の実施に向けて、研究・検討を

石島よう子議員

石島よう子議員は3月議会で、「市役所本庁舎あるいは出張所の、土曜日及び日曜日の開庁に向けて、研究・検討を進めてはどうか」と一般質問しました。

H30年度に行われた第14回新座市民意識調査の結果、「窓口サービスで特に力を入れて欲しいと思うことは何ですか」という設問に対して、1番要望が多い回答は「休日でも手続きをできるようにする」で48・9%です。3番目に多い回答は「出張所の機能を拡大する」で37・5%です。

石島議員はこの結果を示しながら、「介護施設に入所中の父親の成年後見人をしている男性から、『戸籍謄本を取得するに当たって、本人確認ができないという理由で電子申請や電話予約での夜間受け取り、コンビニ交付での受け取りができない。新座市でも休日開庁をして欲しい』と訴えられた」と話し、県内市のホームページを調べた結果を紹介しました。

新座市以外で何らかの形で土日に開庁していないのは4市のみです。近隣の志木市では毎週土曜日に終日、和光市では駅出張所で土曜日と日曜日に終日、朝霞市では朝露台駅出張所は土曜日と祝日、朝霞駅前出張所は日曜日と祝日に終日開庁しています。そして、「新座市も第6次行政改革大綱実施計画では、出張所機能の業務拡大を掲げている。」と検討するよう求めました。

市は「大きな課題の一つだと認識をしています。出張所の場合、転出入に関連する業務についてもワンストップで対応できるよう検討する必要があり、システム等の端末や稼働経費の増額、人員の配置が必要で、現在のスペースでは困難です。今後、土日開庁をするに当たっての経費、人員体制等の状況を十分研究させていただいて今後の発展につなげていきたい。時間をいただきたい」と答弁しました。

(にいざ民報 2019年4月21日 No.1810)