第90回 北足立南部地域メーデー開催 朝霞中央公園 400名が参加

第90回 北足立南部地域メーデー

5月1日、朝霞中央公園で第90回の北足立南部地域メーデーが行われました。新座市、朝霞市、志木市、和光市から労働組合や民主団体などの34団体400人以上が参加しました。

北足立南部地区労の小野輝雄議長が主催者あいさつをした後、来賓あいさつが行われました。岡本弁護士、朝霞労働金庫代表に続き、日本共産党を代表して、笠原進新座市議団長(共産党西部東地区副委員長)があいさつしました。

笠原進市議は、「8時間労働制を求める労働者の国際連帯の日として始まったメーデーは、生活の権利向上とともに、平和民主主義を高く掲げた国民的デモンストレーションとしてたたかわれてきました。現在、働かせ方大改悪によって、厚労省が月80時間以上の残業は過労死につながるといっているのに、月100時間以上の残業を合法化するなど、8時間労働制をはじめ、労働者を保護する法制度は危うくなっています。残業代ゼロ制度の持ち込みを許さないたたかいを職場から強化しましょう。同時に、政治の在り方が問われています。『8時間働けば普通に暮らせる社会』をつくるためには7月の参院選はきわめて重要です。市民と野党が共同して、本気の共闘で『アベ政治にサヨナラ』する結果を出しましょう。12年前の参院選で自民党が惨敗して第1次安倍内閣は倒されました。今回も同様の結果を出しましょう。安倍首相の9条改憲発議を許さないためにも、5月3日の有明防災公園での集会と、6月2日の北浦和公園でのオール埼玉総行動の集会にも参加しましょう。」と訴えました。

参加者は「安倍9条改憲NO」「消費税10%の中止」「8時間働いて暮らせる賃金を」「中小企業への支援を」など唱和しながら朝霞市内をデモ行進してアピールしました。石島陽子市議、小野大輔市議、辻実樹市議も参加しました。

(にいざ民報 2019年5月19日 No.1812)