伊藤岳予定候補勝利で 暮らしに希望あふれる日本を

大宮駅前で志位和夫委員長を迎えて街頭演説会 =6月8日(土)
大宮駅前で志位和夫委員長を迎えて街頭演説会 =6月8日(土)

6月8日(土)、大宮駅前で志位和夫委員長を迎えて街頭演説会が行われました。強い日差しの中、演説が進むにつれ、足を止めて演説を聞く人の輪が広がりました。

梅村さえこ比例予定候補は「力をあわせれば政治は必ず変えられます。安倍政権を変え、くらしをよくしましょう」と訴え。埼玉選挙区(改選数4)の伊藤岳予定候補は「消費税増税は、くらしも営業も破壊します。政治に希望を切り開いていこう」と呼びかけました。

志位氏は、消費税増税中止 暮らしに希望を「三つの提案」を詳しく語りました。この中で最低賃金をただちに時給1000円以上に引き上げ、1500円をめざし、全国一律の制度を創設すると強調。「1500円とは、1日8時間働いて、週休2日で、月収25万円です。当たり前すぎる目標ではないでしょうか」と述べました。

学校給食について、給食は教育の一部で、憲法26条で「義務教育は、これを無償とする」と定めていると指摘。1951年に日本共産党の岩間正男参院議員が学校給食の無償化を求めた際、当時の政府が「できるだけ早く無償にしたい」と答弁していたことを紹介し「『できるだけ早く』といいながら、もう70年もたちました。待ちきれないと各地の自治体で給食無償化か始まっています。憲法26条を全面実施し、国の制度で給食無償化を実現しよう」と訴えました。

小学2年生の子どもと聞いていた女性は「パートで働き、1人で子どもを育てている。今日の話を聞いて、一人ひとりの力で政治を変えていくことができると元気が出た」と話しました。

(にいざ民報 2019年6月16日 No.1816)