核兵器禁止条約を批准する政府に 国民平和大行進新座出発集会開催

核兵器禁止条約を批准する政府に 国民平和大行進新座出発集会開催

6月30日(日)、志木駅近くの三軒屋公園で、2019年原水爆禁止国民平和大行進の東コース出発集会が行われ、13団体135名の市民が参加しました。

主催者を代表して新座市原水爆禁止協議会市瀬会長は「唯一の被爆国日本政府は、核兵器禁止条約に反対しているが、憲法9条を生かした非核平和外交に転換させよう」と訴えました。

県原水協の森研一代表理事は「核兵器禁止条約が23カ国で批准されたが、条約に反する流れも起きている。トランプ大統領は、G20前に未臨界核実験を行い、実際に使える核兵器として小型核兵器の開発を言っている。核兵器は実際には使わない抑止力である、という理論を自ら否定するものだ。「条約を批准する政府に」という世論、共感を広げていこう。ヒバクシャ国際署名は2020年の国連総会に提出する。目標の300万筆を目ざして取組を強めよう」と挨拶しました。

次に7団体がスピーチ。埼玉土建新座支部は「核兵器は必要?、必要ない?」など駅頭でのシールアンケートの取組や、原水禁世界大会の代表に託す千羽鶴を折っていることを話しました。

日本共産党の小野議員は、「核兵器禁止条約を日本政府が署名するよう、発信して欲しいと一般質問した。並木市長自身は署名しているけれども、答弁では『国政に関すること』と、明言しなかった。今年の新座市平和展では、広島の基町高校の生徒が描いた原爆絵画展を開催する。多くの市民に見ていただきたい」とスピーチしました。

日本共産党の小野だいすけ市議がスピーチ

(にいざ民報 2019年7月7日 No.1819)