無料がん検診が30歳から50歳以上に変更 早期発見はできるのか?

新座市議会の全員協議会でがん検診の対象年齢と受診間隔の変更について報告されました。

がん検診について、表1のように国の指針と新座市の現行は異なっています。国は、各市町村に、国の指針に基づいて行うよう求めているので、令和2年度から、変更したいと説明がありました。朝霞市、志木市、和光市に新座市への同調を求めたが同意せず従来通り実施するとの返事があったこと、朝霞地区医師会には説明し了解をいただいたことが説明されました。

笠原市議は、「新座市はがん検診によって早期がんが発見できれば本人にもプラス、市にも財政的にもプラスになるとして受信料を無料にして受診を呼びかけてきた。私は毎年受診している。胃がんでみると現在は30歳以上の方が毎年受診できるが、変更後は50歳以上で2年に1回と変わる。これでは本当に早期発見できるのか不安になる。市民にも説明できない。2年に1回で大丈夫という根拠を説明していない。これでは不十分だ。根拠となる資料を提示すべきだ。」と質問しました。

市長は、「私も毎年受診している。笠原議員が言うことはもっともだ。これだけでは市民も納得しないと思う。厚生常任委員会(9月5、6日開会)に資料を提示したい。」と答弁しました。

がん検診の現行と変更後

(にいざ民報 2019年9月15日 No.1827)