共産党・志位委員長 関西電力疑惑・4日召集の臨時国会での追及を表明

志位氏は、関電の八木誠会長ら幹部20人が高浜原発の立地する福井県高浜町の元助役から7年間で3・2億円分の金品を受け取っていた問題について、「国民の払った電気料金を原資とするお金が、『原発利益共同体』をめぐり、それぞれを肥やしながら関電幹部に還流したという大問題だ」と指摘。”コスト”を盾に原発再稼働を推し進める一方で3億円余もの資金等が自らに還流していたのに、まともに説明もしない関電の姿勢を批判しました。

さらに、経団連の中西宏明会長(日立製作所会長)が、関電経営陣を指して「お友達で、変な悪口も言えない」と述べたことを挙げ、「中西氏の会社も『原発利益共同体』の一員だ。経団連、電力会社、政府が一体で進めてきた原発利権にずばりメスを入れる追及をし、事の詳細を全面的に究明したい」と表明しました。

(にいざ民報 2019年10月6日 No.1830)