自衛隊機の騒音がひどい 苦情受け付け窓口の設置を

石島よう子議員

最近、自衛隊機の騒音が以前よりひどいように感じる」「低空飛行しているのでは」という声が市民から寄せられました。石島市議は9月議会で「新座市上空の飛行実態はどうなっているのか。市民からの苦情を受け付ける窓口を設置して市民に周知せよ」と一般質問で求めました。

石島議員は8月中旬〜9月上旬に、野寺や片山上空の飛行を記録し、「陸上自衛隊富士総合火力演習が行われた8月25日は9時半から11時15分頃は音が絶えない状態、28日は13回、30日は16回、プロペラ輸送機やジェット機を見た。片山小や第五中付近を2機編隊飛行する自衛隊機も見た。昨日(9月19日)は新座団地上空で、2機のジェット輸送機が日の丸が見える位の低空飛行で5周していたという話も聞いている」と述べました。

市は「陸上自衛隊朝霞駐屯地と北関東防衛局に確認した結果、『新座市上空は飛行ルートに入っているが、最近ルート変更や回数の増減につながる理由は特段ない』との回答だった。市民からの問い合わせは総合政策部政策課が受け付け、事実確認しています」と答弁しました。

石島議員はさらに「朝霞駐屯地は陸上自衛隊の5方面部隊を指揮する陸上総隊司令部が置かれた。陸、海自衛隊の統合運用や米軍との共同行動の実効性向上のため、教育、訓練、研究機能を一体化するとしている。頻繁な飛行実態と関連しているのではないか。どういう場合に市に情報提供されるのか」と質問。

担当部長は「観閲式は旱くに連絡があり、いろいろと調整しています。富士演習場等の関連はわからない状況です。民間機もあり把握しかねる部分があるが、埼玉県基地対策協議会を通じて学校行事に支障がないよう、また低空飛行や夜間飛行は抑制するよう繰り返し要望している。もう少し細かい情報提供をお願いしたい」と答弁しました。

(にいざ民報 2019年11月10日 No.1834)