伊藤岳参議院議員と並木市長が懇談

12月23日、伊藤岳参議院議員が新座市庁舎へ訪れ、並木傑市長と懇談しました。日本共産党新座市議団と小野ゆみこ予定候補も同席しました。

伊藤議員は「この間県内の30市以上の市長と懇談してきました。国会に現場の声を届けたいと考えています。ぜひ、率直なご意見を」と市長に水を向けました。

並木市長は、「学校の大規模改修を考えている。市単独の財政では大変です。国の補助がなんとかならないか。地域手当は新座は6%、和光は20%、この差も何とかしてほしい。保育士が市外に出ていってしまう。」と答えました。

伊藤議員は「和光市長とも懇談し、不交付団体となった市が大変なのだと話していました。市にある大企業も税金を払わないと。川口市長も蕨市の方が地域手当が高いと怒っていました。古い不平等な制度がまだ残っているんだと思う。是正できるようにがんばりたい」と話しました。

並木市長は、「国保の財源についても1兆円が3000億円になってしまった。3000億円でなにができるのか。共産党の議員にはいつも怒られている。国はしっかりやってほしい。子ども医療費も新座市は18識まで医療費を無料にしている。がんばっているところに国からの援助はない。会計年度職員制度も職員の待遇改善を言うのは良いが、財源は国も出すべきだ。」と話しました。

伊藤議員は「国会では地域からの要望を実現するために各省庁の職員と話をしています。しかし、数字だけを見て現場のことを考えない官僚の人たちが多い。私からもしっかり伝えていきたい」と述べました。

伊藤岳参議院議員と並木市長が懇談

(にいざ民報 2019年12月29日 2019年1月5日合併号 No.1840)