妙音沢緑地整備計画案について

小野ゆみこ議員

小野由美子議員は一般質問で、妙音沢緑地整備計画案について質問しました。

新座市には「自然と調和した潤いのある快適な街」を目指そうと、第2次新座市環境基本計画があります。

妙音沢緑地内には豊富な湧き水と貴重な山野草が自生するなど、自然豊かな場所となっています。平成16年2月に「特別緑地保全地区」に指定され、平成20年6月には環境省により「平成の名水百選」に選定されました。

春には「旗桜」や桜並木も望め、夏には「涼」を楽しむ人々が多く散策に訪れます。また、昨年は、3本の「旗桜」の若木が植樹され、今年もきれいに咲きました。

妙音沢には県立新座高等学校との間に三角形の市所有の空き地があります。そこに公園を整備する計画があります。そのプランが次の3つです。

①新座市の基本コンセプトをテーマにした「雑木林とせせらぎの広場」
②妙音沢大沢の水を活用したビオトープのある「水辺の観察広場」
③黒目川の眺めを楽しむ休憩と学習の場「みどりの再生フィールド」です。

この3つのプランには、どれも四阿(あずまや)と浄化槽のソーラーパネル付きのトイレが計画されています。

市の答弁は、トイレの整備には、下水管を整備する必要があり、多額の費用が掛かるので、市の財政が安定したのちに考えますとの事でした。

年に数回妙音沢の下草狩りや、クリーンアップ作戦で多数のボランティアの方が参加します。四季折々に大勢の市民が訪れます。その様な市民の憩いの場所ですので是非公園の整備をお願いできないでしょうかと訴えました。

新緑の季節です。妙音沢の遊歩道
新緑の季節です。妙音沢の遊歩道

自生のカタクリです
自生のカタクリです

旗桜の花弁が名前の由来
旗桜の花弁が名前の由来

(にいざ民報 2020年4月12日 No.1852)