6月議会が開会 市長提出議案が24件 定額給付金、児童手当など専決処分が9件

新座市議会第2回定例会は6月1日から18日の会期で開かれます。日程は別表の通りです。市長提出議案は合計24件で、専決処分承認を求める案件が9件、条例の一部改正が9件、規約変更が1件、市道認定が1件、人事案件が4件。

一般会計補正予算(第2号)は4月30日に専決処分したもので、補正額は171億2891万円です。特別定額給付金(I人10万円)の支給、児童手当の対象児童1人につき1万円の子育て世帯への臨時特別給付金の支給などが主な内容です。

一般会計補正予算(第3号)は5月12日に専決処分したもので、補正額は4億8163万円です。新型コロナウイルス感染症対策として、新座市独自の緊急経済対策(第1弾)に係るものです。ひとり親家庭等支援金・就学援助準要保護世帯支援金・事業者家賃支援金などの支給などが主な内容です。先週号に詳しく載せています。

国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)(第2号)は、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者に対し、傷病手当金と傷病見舞金を支給できるようにするためのものです。専決処分した条例は、①証明書等を交付する際の郵送を免除することができるようにするための手数料条例の改正、②新型コロナウイルス感染症に感染した後期高齢者に対し支給する傷病手当金に係る条例改正、③傷病手当金が支給できるよう国保条例の改正、④傷病見舞金が支給できるよう国保条例の改正、⑤庁舎建設改修基金(4億8千万円)を廃止して緊急経済対策の財源に活用するために条例を廃止するものです。

条例の一部改正案件は9件で、市税条例、都市計画税条例、介護保険条例などが、それぞれ国で法律改正があったため一部改正されるものです。

人事案件は、4件で、監査委員松本四郎氏の任期が6月22日で満了となるが引き続き選任すること、固定資産評価審査委員の赤塚鉄男氏、岡村眞智子氏、小川清氏の任期が6月24日で満了となることに伴い、後任として小林又次郎氏、辻哲夫氏、中島栄氏を選任することが提案されています。

6月議会日程表

(にいざ民報 2020年5月31日 No.1856)