新型コロナウィルス感染拡大防止のため 6月職員採用を見送り 9月に試験実施ヘ

6月議会総務常任委員会で、令和二年度の職員採用試験について、「新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、6月の試験を見送る。今後は9月試験を実施するために準備を進めていく。」と説明があり、小野大輔議員が質問しました。

小野だいすけ市議

●職員数の計画は。
「現在の職員数は880名で令和2年度の計画は869名。休職者等もいるので多めの採用になっている。今年度で退職予定の職員は、正規職員で18名、フルタイムで働く再任用職員が3名。退職する21名を補充できるよう採用をすすめたい。」

●職員採用の職種は。
「事務職9名、技師3名、保育士2名、看護師1名、給食調理員2名、福祉、介護士1名の18名が退職予定となっている。」

●他市の採用試験の状況は。
「6月採用を行っている市は少ない。コロナ対策でWEB上で採用試験を行っている市もあるようだが、新座市では見送る判断をした。」

新座市では平成29年度から6月採用試験を実施しています。去年は、SPI試験での募集を行い、応募者数は1105人、受験者数は852人でした。市役所だけでは会場が足りず、十文字学園女子大学の会場を借りて試験を行っています。今年度も1000名を超える希望者が想定され、感染拡大防止のため採用試験を見送ったということです。

9月の採用試験では、近隣市も同時に行う統一試験となるため、希望者が減少することが予想されます。

(にいざ民報 2020年6月14日 No.1858)