米軍機などの飛行について 市役所担当課との懇談

10月6日、平和委員会の二橋元長氏とともに新座市役所の政策課と「米軍機などの飛行について」と「自衛官募集業務について」懇談しました。共産党市議は、辻実樹議員と小野由美子議員が参加しました。「米軍機などの飛行」の担当課は政策課ですが、「自衛官募集」の担当課は総務課です。あいにく、国勢調査の業務が忙しく総務課との懇談はできませんでした。

2018年10月1日に米軍横田基地にCV22オスプレイが配備されて2年が過ぎました。県内各地から飛行の目撃情報が多数寄せられています。そこで新座市での状況をお聞きしました。

①住民からの目撃情報・苦情などについて→約2年前に新座上空を、低空飛行で飛んだオスプレイぐらいで、あとは、今年の5月中旬のブルーインパルスの飛行ぐらいで、苦情というよりも問い合わせだった。
②米軍機などの飛行の現実、実態は→特につかんでいません。
③目撃情報・苦情などが寄せられた場合の窓口は→政策課が担当。
④目撃情報・苦情などが寄せられた場合の対応は→朝霞自衛隊等に確認。
⑤県や国などへの要望は→とくにはない。

自衛官等の応募者数が2018年度、19年度と連続して9万人割れしたことがわかりました。その結果、自衛隊では募集業務を強化していると聞いています。そこで総務課にもお聞きしました。総務課の同席はありませんでしたが、回答はいただきました。

①自衛隊からの名簿提供要請への対応→情報の閲覧のみ。
②広報などへの掲載やチラシの配布、ポスター掲示等→依頼があれば、ポスター等を貼る。
③募集のためのグッズの作成→委託費の範囲内で作成。(ポケットティッシュやミニカイロ等)
④応募状況→把握していない。
⑤今年度の自衛隊からの要望は→今年度は特にない。

二橋氏からは、「海外で戦争をする国になってしまった日本で、今、自衛隊の役割に変化がある。従来のような説明だけでよいのか疑問に思う」と発言がありました。

上空を通過する戦闘機やヘリコプターが気になったら、政策課に問い合わせてください。

(記・小野由美子議員)

(にいざ民報 2020年10月25日 No.1875)