思わぬケガ対策のためにも 高齢者居宅改善整備助成の継続を

小野ゆみこ議員

12月議会で高齢者居宅改善整備助成について質問しました。

健康な高齢者でも少しの段差で自宅で転倒してしまい、思わぬケガにつながってしまうことがあります。そして、新座市介護保険事業計画の第7期計画(平成30年度〜32年度)では、「高齢者が日常生活において直接利用する居宅の一部を使いやすく改修しようとする際の費用の一部を助成します。介護保険サービスにおける住宅改修費の支給と併用して、また、介護保険サービスにおいては対象とならない一定の改修工事について助成を実施します」とありました。なので、この制度は、介護保険を使ってない方も利用できる制度です。自宅で転倒して骨折してしまうなどその様なことにならないためにも大変必要な助成だと思います。

また、助成の留意事項では、「業者に依頼をせず本人や家族などで居宅改善の工事や作業等を行う時、材料の購入費が助成対象となる場合がありますので事前にご相談ください」とあります。その様な場合は、個人で取り付ける場合も考えられます。引き続きの助成の継続を訴えました。

並木市長からは、「本事業は、高齢者の在宅生活の維持促進を目的として、平成7年度から開始し、平成12年度の介護保険制度開始後もサービスの低下を防ぐべく事業を存続してまいりました。しかし、本事業につきましても見直しの検討を進めてまいりました。この結果、本事業につきましては、介護保険サービスの住宅改修と同種の内容となりますので、令和3年度から事業を廃止することといたしました」と回答がありました。

(にいざ民報 2021年1月24日 No.1887)