図書館の図書購入費用が年間800万円も減額に! 市民に愛される魅力ある図書館に!

しまだ好枝議員

3月16日に鳴田好枝市議が一般質問を行いました。

問:新座市の図書館の図書費は、昨年度は3340・7万円だったのに、今年度は2540・7万円に減額されています。なんと800万円の減額です。2000円の本だったら800万円で4000冊も購入できる金額です。このコロナの時期だからこそ、図書館の果たす役割は大きいと考えます。それなのに、なぜ減額なのか、理由を教えてください。

答(教育長):新座市の図書館の図書購入費は県内でも5番目の高さです。人ロー人当たりの図書購入費も194円と高く、蔵書冊数も上位です。今回「にいざほっとふらざ」の図書館の閉館に伴う予算が減額になったためと、財政非常事態宣言により減額となりました。自宅でも読むことのできる電子図書の充実を図っていきたいと考えています。

問:新座市民の皆さんが利用しやすい、行ってみたいと思うような魅力ある図書館になってほしいと願っています。

中央図書館の見学に行ってきましたが、児童図書は、子どもの目の高さに合わせて、見やすく並べてありました。2階は調べ学習をする資料室と学習室があります。資料室では専任の方がいて、質問するとアドバイスをしてもらえます。学習室では、数人の生徒が勉強をしていました。普段は30人が入れるそうです。

このように使いやすい図書館になるように努力をされているのに、図書費を減額することには納得がいきません。早期に予算を元に戻していただきたいと思いますがいかがでしょうか。

答:財政が大変なので、しばらくお待ちいただきたいです。

問:新座市民が持っている歴史ある文書や文芸誌・報告集などの市民の財産を中央図書館で保管してもらい、市民の皆さんに公開するということはできるでしょうか。

答:個人のものについては、各自で保管していただきたい。図書館で保管することは、できません。

令和元年度近隣4市の年間の図書購入費と貸出者数

市民に愛される魅力ある図書館に!

(にいざ民報 2021年3月21日 No.1895)