日本共産党市議団が提出 コロナワクチン接種等に係る緊急要望書

日本共産党新座市議団が市長と教育長に「新型コロナウイルスワクチン接種などに関わる緊急要望書」を提出しました。内容は以下のとおりです。

緊急要望書

市民生活向上のために、努力されていますことに敬意を表します。

新型コロナウイルス感染症の陽性患者が新座市でも急増しています。新座市では、累計で1000人近くとなりました。1月あたりの感染者は、昨年の4月・5月と比べ、今年の4月・5月はきわめて多くなりました。対策を急いで強化する必要があると考えます。

高齢者へのワクチン接種が進められていますが、予約ができず困っている高齢者も多くいます。改善が必要です。再度検討していただき、下記の対策を急いで実施することを要望します。

1、高齢者のワクチン接種については、6月15日から始まる65歳以上の方の予約の枠を大幅に増やしてください。過去2回の予約申し込みでは、短時間で予約が終了してしまい多くの人が取り残されてしまいました。予約できる枠が、希望者に見合っていないことが原因です。6月15日の予約は、高齢者の最後の予約です。今回の予約で取り残される高齢者があってはなりません。そのためには、予約できる枠を大幅に増やすことが絶対に必要です。

①市直営集団接種と市委託集団接種が、6月15日の予約枠に入るようにすること。
②市内診療所の予約を、8月9月もとれるようにすること。

2、PCR検査を抜本的に強化してください。

クラスター防止のためにも、予防的なPCR検査が必要です。医療・介護・障害者施設・保育・放課後児童保育などの関係者には、優先的に公費でPCR検査が受けられるようにしてください。公費で希望者がPCR検査を受けられるようにしてください。

3、ブラジル選手団の新座市での事前合宿を中止してください。

コロナ感染が拡大している中での事前合宿は、市民の不安を大きくするだけです。また、療養しているコロナ陽性者をブラジル選手団のためにホテルから退去させることも市民感情を損なわせるものと考えます。

4、オリンピック・パラリンピックヘの児童・生徒の観戦動員はしないで下さい。

コロナ感染が広がる中での五輪は中止すべきという意見が国民の大半です。こうした中で、児童・生徒の観戦動員は行うべきではありません。

以上

(にいざ民報 2021年6月13日 No.1905)