ミサイルを打たせない 外交努力を!

東京都などは22日、都心で弾道ミサイルを想定した初の住民避難訓練を、文京区の東京ドームおよび地下鉄後楽園駅・春日駅周辺で実施しました。

主催は東京都、文京区、内閣官房、消防庁。訓練は、弾道ミサイルが発射され、Jアラート(全国瞬時警報システム)を発信した状況を想定し、防災行政無線などによる住民への情報伝達、地下施設や屋内への避難を目的としています。

文京区表町で防災活動をしている男性は、「実際にミサイルが発射されたら、こんな訓練ではどうすることもできない」と批判。参加者からは、「こんな訓練は不安を煽り仮想敵国をつくり大軍拡に道を開くものだ。ミサイルが撃たれないように外交努力こそ大事では」と疑問の声も聞かれました。

(1月23日付赤旗)

弾道ミサイルを想定した避難訓練
弾道ミサイルを想定した避難訓練

(にいざ民報 2018年1月28日 No.1750)