ねつ造データーで「働き方改革法」は撤回を! 野党6党が合同ヒアリング

安倍首相は「裁量労働の方が一般労働者より労働時間が短いデーターがある」との答弁を14日撤回し謝罪しました。一般労働者の労働時間は1カ月のうち「1日で最も長い残業時間」、裁量労働者は最も多くの労働者が属する1日の「労働時間の状況」を調査し、調査方法が全く異なることが判明したのです。

厚労省は2015年以降、今回明らかになったデータを使って裁量労働制で働く人が一般労働者より労働時間が短くなっていると繰り返し答弁してきました。

日本共産党、立憲民主党、希望の党、民進党、自由党、社民党の6野党は合同で厚労省にヒアリングを実施。ねつ造したデーターで国会と国民を欺いてきた事実は重く、裁量労働制の拡大を盛り込んだ「働き方改革」法案を提出する資格はないと迫っていくものです。

ねつ造データーで「働き方改革法」は撤回を!野党6党が合同ヒアリング

(にいざ民報 2018年2月25日 No.1754)