署名6083筆を市長に提出 国保税、介護保険料の値上げ中止を

3月議会に国保税と介護保険料値上げ案が上程されました。国保税は7年連続値上げで1人平均約3万円値上げになる予定表も示されました。

新座市社会保障推進協議会(会長・大森敬蔵)は、短期間に値上げ中止を求める署名6083筆を集め、3月1日並木市長に提出しました。
市民からは「国保税は高い。値上げなんてとんでもない」「年金天引きで払っているが介護保険料は高い」「娘は国保税を払う余裕がなくやむなく助けている」などたくさんの声が寄せられました。

市の値上げ案は、4月からの国保広域化を契機に一般会計から国保会計への繰入金9億5千万円を8億円に削り、均等割3000円を9000円にする」などの内容です。

しかし、埼玉県国保医療課長は「一般会計からの繰入をやめさせるペナルティーもない」と発言。厚労省も「激変を生じさせない配慮を」と通達を出しました。近隣でも朝霞市や志木市は値上げせず、和光市は市民説明会の後、値上げ幅を縮小しました。

国保税を決めるのはあくまでも新座市です。従来通りの繰入金を入れれば国保税値上げは必要ありません。値上げ撤回を求めましょう。

市長に反対署名を提出する新座市社会保障推進協議会の役員と共産党市議団 =3.1市長公室
市長に反対署名を提出する新座市社会保障推進協議会の役員と共産党市議団=3.1市長公室

(にいざ民報 2018年3月11日 No.1756)