国境を越えて、核兵器廃絶への道を開こう! ヒバクシャ国際署名 市ホームページに掲載

昨年7月、国連に加盟する122力国の賛成で、核兵器禁止条約が採択され、一日も早い条約の発効が望まれています。石島議員は3月議会の一般質問で「平和首長会議に加盟する自治体として、被曝者のみなさんが、全ての国に核兵器禁止条約を採択・署名するよう呼びかけている『ヒバクシャ国際署名』を、広く市民に周知するよう」求めました。

石島よう子議員

新座市はH22年に「平和首長会議」に加盟しました。平和首長会議は、「世界の都市が国境を越えて連帯し、核兵器廃絶への道を切り開こう」という広島、長崎両市長の呼びかけ、趣旨に賛同する都市が加盟する機構です。現在、163の国・地域から7558都市が加盟しています。そして、昨年ノーベル平和賞を受賞した核廃絶国際キャンペーン(ICAN)の国際提携組織の1つです。

石島議員は「現在、日本国内の全市区町村の97%が平和首長会議に加盟し、核廃絶を願う世論が否定できない大きな流れになっています。『ヒバクシャ国際署名』は新座市長、副市長をはじめ、上田埼玉知事と県内50市の市長も署名されています。平和首長会議の活動の一つが『ヒバクシャ国際署名』活動への賛同・協力です。青森県八戸市では、会議の目的である核廃絶の市民意識を喚起し、『ヒバクシャ国際署名』を紹介するため、市のホームページに掲載しています。新座市のホームページにも掲載してはどうか」と求めました。

市は「新座市の健康平和都市宣言にのっとり、施策を図っていく。早速ホームページに掲載した」と答弁しました。

石島議員は「さらに、署名用紙は『ヒバクシャ国際署名』のホームページからダウンロードできます、の一文を加え、市長からのメッセージでも紹介してはどうか」と再質問。市は「検討する」と答弁しました。

(にいざ民報 2018年3月25日 No.1758)