3月議会で質問しました 市政に提案日本共産党議員の一般質問

建設常任委員長 小野だいすけ市議

小野だいすけ議員

増える化学物質過敏症
「香りのエチケット」ポスターで啓発を

Q.近年の「香りブーム」で柔軟剤や芳香剤によって化学物質過敏症を発症する人が増えている。柔軟剤などの使用を控える「香りのエチケット」の広告やポスターで啓発を。
A.市民からの相談もあり市庁舎、公民館、図書館で県のポスターを掲示した。5月の広報でさらに周知する。柔軟剤などで化学物質過敏症が発症する危険性があることを小中学校や市職員などへ通知していきたい。

Q.新庁舎を訪れた市民から「障がい着用駐車場が少ない」「歩道と駐車待ちの車が交錯して怖い」などの声がある。新庁舎への要望・苦情を市民や職員から吸い上げ、旧庁舎の解体や第2工期で改善を。
A.新庁舎への歩道の塗装は随時改善した。障がい者用駐車場は1台増やす。

●その他の質問
(1)市民会館、ふるさと新座館でのイベントを一ヶ月前に広報で周知を。(2)志木体育館脇道路、(3)東北通りの安全対策。


総務常任委員 工藤かおる市議

工藤かおる議員

市営墓園の中に樹木葬墓地を
市民の生活再建を主眼とした納税指導に改善を

Q.市営墓園はこの3月に財務省から無償譲渡され、やっと新座市の所有となった。市民要望の強い共同墓地や樹木墓地、納骨堂などの整備に向け市民参加の検討会を立ち上げてはどうか。
A.返還墓地も多く、共同墓地の必要性は認識している。新条例は墳墓数の10%の駐車場整備を定めているので、市営墓園にどう適用するか検討する。

Q.多重債務の解消や就労支援で市民の生活再建を支援して収納率の向上を。延滞金が払えない市民の自宅公売を市単独で行っている自治体は少なく止めるべき。
A.滞納に至った理由をよく聞き取り、分納や納税猶予、延滞金減免などをご説明している。県内40市中、10市で公売を行っている。

Q.市県民税の申告で持参書類の簡素化を。
A.国民健康保険税や介護保険料の納付証明書は窓口で確認できるので持参不要であることを広報等で来年度から徹底する。


副議長・建設常任委員 石島よう子市議

石島よう子議員

高齢者、障がい者、共働き世帯からの要望多数
ゴミの戸別収集の検討を進めよ

Q.高齢者や障がい者、共働き世帯、単身者にとってゴミの収集容器の出し入れが負担なので、戸別収集を行って欲しいという要望が多数寄せられている。市民の意向調査を実施し、戸別収集の研究・検討を進める考えはないか。
A.戸別収集を望む声があることは認識している。ゴミ処理有料化の必要性と効果の課題も含め、志木地区衛生組合の志木市、富士見市と研究していきたい。市民意識調査で、ゴミに関する項目を設けたい。

Q.新座市はヒバクシャ国際署名活動に賛同する平和首長会議に加盟しています。ホームページに掲載し市民に周知してはどうか。
A.市ホームページに掲載し、ヒバクシャ国際署名のホームページとリンクしました。

●その他の質問
(1)練馬所沢線と伏見通りの交差点、栗原交差点に青矢信号設置を。(2)市営駐輪場に電動アシスト自転車駐輪スペースを。


文教生活常任委員 あしの修市議

あしの修議員

放課後児童保育室 支援員欠員解消を
恵山通りの大学生の通行改善を

Q.放課後児童保育室支援員欠員解消のため、嘱託支援員の採用用件に、新たに始まった「放課後児童支援員都道府県認定資格修了者」を有資格者として加えるべきではないか。
A.現在全ての支援員が研修を受け終わっていないので、全ての支援員の受講終了をめどに社会福祉協議会と協議していく。

Q.野火止4丁目、恵山通りの大学生の通行について改善すべき。また、通学路も変更し安全対策を講じるべきではないか。
A.大学と協議を行った。誘導員の配置、掲示物による周知徹底、入学式等で通行マナーの指導を行っている。通学路変更は考えていない。

●その他の質問
(1)入札時の最低制限価格下限額の引き上げについて。(2)放課後児童保育室大規模解消について。(3)石神小通学路変更に伴う安全対策について。


厚生常任委員 笠原すすむ市議

笠原すすむ議員

保育園を毎年2~3園新設し
待機児童ゼロをめざせ

Q.西堀2丁目の水道道路沿いの墓地移転を急げ。
A.墓地管理者の同意が得られたので予算1550万円を計上した。もう少し待っていただきたい。

Q.保育園の待機児は依然として多い。毎年2~3園を新設して待機児童解消を図るべきだ。
A.今年4月に栗原(70名)と石神(78名)に認可保育園を開設。小規模保育施設は4施設(定員56名)開設する。来年4月開園に向けて地権者と事業者との協議も進めている。待機児童ゼロをめざして頑張りたい。

Q.教員の過労死ラインに達する残業をする人が6割近い。教員の定数増が必要だ。ノー残業デーやノー部活デーの徹底も必要だ。
A.教師が担う必要のない業務など分類して多忙化解消をめざす。月1回のノー残業デーを実施する校も多い。中学校では4校で週1回はノー部活デーだ。


厚生常任委員 辻みき市議

辻みき議員

安全で美味しい給食を 公立保育園の給食調理の民間委託
調理員と保育士の連携、栄養士は位置を

Q.公立保育園の給食調理業務民間委託化で、調理員と保育士の連携体制を。また、栄養士を配置し定期的に巡回すべき。
A.委託業者の調理員に管理責任者を置くことで連携体制をとる。委託に伴う栄養士配置の考えはない。保育課の栄養士が定期的に巡回する。アンケートの実施は検討する。

Q.にいバス待機場移転に伴う安全対策を。住民説明会を開催するべき。図書館脇のクランク状歩道にカーブミラー設置を。
A.にいバスは1時間に1、2回の通行なので特段新たな安全対策は必要ない。市民会館前の混雑が予測される場合は臨時案内看板で対応する。住民説明会の開催は予定していない。にいバス利用者は市民会館事務所前を通過できるよう案内しクランクの利用が分散されると考えている。

●その他の質問
(1)新学習指導要領について。(2)老人福祉センターの開館時間延長を。


(にいざ民報 2018年4月15日 3月議会報告号)