危険なブロック塀の撤去等 助成制度を創設 小中学校10校のブロック塀の撤去も進む 夏休み中 既存予算1270万円で

ブロック塀撤去助成などを市長に要望
ブロック塀撤去助成などを市長に要望

9月議会で、耐震性が不足する小中学校のブロック塀の改修設計費364万円と、公道に面する危険なブロック塀の撤去等助成300万円が予算化されました。

文科省の全国調査によると、約6割のブロック塀の高さや強度が建築基準法に適合しない危険な状態であることが分かりました。新座市はすでに夏休み中に既存予算で *10校のブロック塀を撤去 しています。

今回の設計費は、片山小の体育館裏万年塀、八石小の校庭西側南側ブロック塀、東北小の南東側ブロック塀、栄小のプール脇や栄緑道側ブロック塀、新座中のプール沿いブロック塀の5校の改修をおこなう設計費です。

日本共産党市議団はさる7月22日、学校のブロック塀の安全性はもとより、民間宅のブロック塀の撤去工事助成を市長に要望していましたが、今回、その助成制度が創設されました。

公共道路などに面するブロック塀を市民が撤去する場合、一メートル当たり5000円(限度額20万円)、撤去工事と築造工事をする場合、1メートル当たり15000円(限度額40万円)です。工事は市内業者施行が条件です。

すでに行った工事など

  • ブロック塀撤去 1270万2千円(西堀小、片山小、第四小、野火止小、東野小、新堀小、陣屋小、新座中、第二中、第五中)
  • 設計を実施 158万8千円(東野小、第二中)
  • 学校以外の公共施設のブロック塀撤去 355万4千円

ブロック塀の点検ポイント<国土交通省ホームページより>

(にいざ民報 2018年9月2日 No.1779)