エアコン購入に助成制度を! 記録的な猛暑から市民の命を守れ

工藤かおる議員

工藤薫市議は一般質問で、「エアコンが無い低所得世帯のためにエアコン設置の助成制度創設を」と提案しました。

記録的な猛暑の今年、熱中症で搬送された方は全国で約9万人と過去最高。その内65歳以上の高齢者が約半数で、室内で熱中症になった方が殆どです。

工藤市議は「ためらわず冷房の使用をとテレビが連日呼びかけたが、二階のアパートでエアコンが無いご家庭や、扇風機で我慢している方がいる」「酷暑から命を守る緊急対策として荒川区が始めた高齢者や障がい者、就学前の子どもがいる世帯に5万円のエアコン購入補助制度を新座市でも創設を」と主張しました。

荒川区に聞くと「高齢者等世帯から113件、子ども世帯からは6件の申し込みがあり、所得制限もなく区民から喜ばれている」「熱中症で死亡事例も生じ、エアコン助成を創設した。子ども世帯からの申請が少ないのはエアコンが一台もない世帯が対象だからだと思う。全国から問合せが多く来ている」とのことでした。

工藤市議は「住民の命を守るのが自治体の一番の仕事です。事故が起こってからではなく、猛暑は毎年続くのでぜひ創設を」と要請。市は「荒川区のような補助制度は全国でも初めてなので、調査研究していきたい」と答弁しました。

エアコン購入助成(5万円)を始めた荒川区のチラシ
エアコン購入助成(5万円)を始めた荒川区のチラシ

(にいざ民報 2018年9月23日 No.1782)