学校給食調理室にエアコンを 25度C以下が衛生管理基準
工藤かおる市議は9月議会で「学校給食調理室にエアコン整備を計画的に」と一般質問しました。
300人〜700人の児童生徒の給食を大釜で煮炊きする調理室は大変高温になります。学校給食衛生管理基準は、「調理室は細菌の増殖を防ぐため温度25℃以下、湿度80%以下に保つ」よう定めています。
工藤市議は、「食品の衛生管理上も、作業する調理員の労働環境改善のためにもエアコンは必要ではないか。なぜ3校だけしか設置されていないのか」と質問。
教育長は、「給食室にエアコン整備は必要であると考えています。エアコンは、大和田小、新堀小、池田小の3校に整備してきました。今後は平成31年度に新座小、32年度に八石小。その後は学校の大規模改修に合わせてエアコン導入が図れるようにしていきたい」、部長は「新堀小のエアコン設置前は27・4度、設置後は24・8度(6月)」と答弁しました。
工藤市議は、「調理員さんはTシャツを3回取り換える程の猛暑だと聞いている。第五次計画で学校の大規模改修とエアコン整備を」と重ねて求めました。
(にいざ民報 2018年11月4日 No.1788)