変えよう!埼玉県政 その5 共産党県議団 医師養成の「奨学金」を実現

工藤かおる議員

人口10万人当たりの医師数が152人。全国47位、最下位だった埼玉県。

日本共産党県議団は「専門医がいないため、救急搬送されても病院をたらい回しにされた」などの実例を挙げて、県内公立大学への医学部設置や医学生養成の奨学金制度を提案してきました。上田知事は当初「面積当たりの医師数は不足していない」などと述べ、ガンとして医師不足を認めませんでしたが、やっと6年前から医学生奨学金制度が始まりました。

「将来医師として埼玉県の地域医療に貢献したい」と考えている医学生に埼玉県が入学金100万円、学費月額20万円の奨学金を貸与する制度です。この奨学金は卒業後、県が指定する小児科、産科、救急救命などの病院で9年勤務すれば返済を免除されます。

この制度を使って医師になる人が6年後には549人になる見込みです。安心して住める埼玉を作りましょう。

(工藤かおる県政対策委員長)

(にいざ民報 2019年2月24日 No.1802)