新座市・埼玉から政治に希望を 日本共産党大演説会を開催

日本共産党大演説会を開催

3月2日(土)ふるさと新座館において、日本共産党大演説会を開催しました。

オープニングの勇壮な和太鼓に続き、3月29日告示、4月7日投票で行われる埼玉県議会議員選挙南18区(新座市・定数2)の工藤かおる予定候補と、7月に行われ津る参院議員選挙埼玉選挙区の伊藤岳予定候補が訴えました。

工藤かおる予定候補

工藤かおる予定候補は、宣伝する中で市民から寄せられた「年金が下がり介護保険料が高くて困っている。戦闘機はもういらない。日本は戦争はしないのだから」「とにかくお客が来ない。俺らは6年間書類の保管を義務づけられているのに、国はデタラメだ」等の声を紹介し、「選挙に勝って消費税増税を止めさせましょう」と訴えました。

埼玉県政については、財政力は全国第5位なのに子ども医療費の助成は最低、重度心身障害者医療費助成は削減する一方で、大企業の不動産取得には1億円の助成をするような上田県政を支えているのは日本共産党以外の県議だと告発。県議会で国保税や介護保険料、後期高齢者医療保険料の引き下げ、返済のいらない奨学金制度と少人数学級の実現、豪雨災害対策の3つを実現したいと訴えました。

また市議会議員活動で忘れられないこととして、一人の方の生活相談をきっかけに新座市の固定資産税の賦課誤りを指摘し、8億円の税金を市民へ返金させたこと、内部告発から特別養護老人ホームの不正請求問題を柳下県議と取り組んで解決したことをあげ「理不尽なことをあきらめず、闘えば必ず政治は変えられる」と訴えました。

伊藤岳予定候補

伊藤岳予定候補は、奨学金の返済に52歳までかかると言う27歳の青年や、親の介護で仕事をやめて明日さえ見えないという男性の話を紹介し、消費税を増税すると言う庶民の暮らしがわからない人たちが政治をやっていると告発。県会議員選挙と参院選挙は、消費税増税を中止し、税金の集め方使い方を変える選挙にしようと訴えました。

また安倍首相が「自衛隊を憲法に書き込んで名簿を提供しろと言っているのは、徴兵制にもつながる危険な動きだ」と断じました。

そして7月の参院選挙は野党共闘で野党全体が伸びるだけでなく、ぶれずに野党共闘の要となる日本共産党を伸ばして欲しいと訴えました。

(にいざ民報 2019年3月10日 No.1804)