3月議会で質問しました 日本共産党議員の一般質問

建設常任委員 笠原すすむ市議

笠原すすむ議員

市内循環バスの全面見直しを
放課後児童保育室整備を急げ

Q.市内循環バス(にいバス)は東久留米駅の乗り入れを含めた全体的な見直しをして、平成33年10月から新しい公共交通としてスタートすると市長は今まで説明してきたが、検討状況はどうか。また、新座市は全域を東武バスー社で運行しているが、朝霞市のように路線ごとに西武、東武など複数のバス会社運行が良いのでは。
A.交通コンサルタント業者への委託を検討していたが厳しい財政状況で平成31年度当初予算での計上を見送ったので見直しは遅れている。補正予算で計上できるよう検討する。路線ごとにバス会社を決めるやり方については今後検討する。

Q.放課後児童保育室は平成32年4月から新基準が適用されるが、施設整備が遅れているため多くの学校で待機児童が出る。整備を急ぐべき。
A.整備が遅れたのは申し訳ない。学校の空き教室を利用したり国の補助金を活用して学校のそばに施設を整備し、待機児童を出さないようにしていきたい。

●その他の質問
①中学校部活動について休養日等を守ること。②地下鉄12号線建設基金は取り崩して他に活用を。


総務常任委員長 小野だいすけ市議

小野だいすけ議員

野火止上交差点に右折レーンを
中野地域の溢水対策を

Q.志木街道と旧川越街道との交差点は朝・夕は大変混雑する。右折レーンを設置するなど改善を。
A.道路管理者である埼玉県朝霞県土事務所は、右折レーンの設置が望ましいが用地がなくスポット的な改善は難しいとの見解だ。混雑時における接触事故が懸念されるので、市としても早期に改善してもらえるように県へ要望していく。

Q.中野地域の溢水対策として、柳瀬川の浚渫(しゅんせつ)工事や公共下水道の設置、中野川と坂の下川のごみの撤去などの促進を。
A.浚渫工事は効果的と考えているので県土事務所へ要望していく。平成30年度は高橋上流の浚渫工事を行い、来年度も引き続き工事を実施する予定とのことです。公共下水道の設置予定はありません。坂之下川の合流部分にタイヤなどの廃棄物が確認されたため撤去をする。

●その他の質問
①UR事務所跡地の空きスペースを活用して新座団地図書室の拡張を。②建て替え後の第2老人福祉センターの出入口の増設を。③新座団地賃貸集会所の利用料補助を。


厚生常任委員長 石島よう子市議

石島よう子議員

介護が必要な高齢者へ助成金継続を
市役所の休日開庁の研究検討を

Q.重度要介護手当等の削減により、要介護5の家族を在宅介護しているある世帯は、月に1万3千円も負担増になる。介護保険利用料の助成は、保険制度ができる前には無料で利用できた低所得世帯への助成であり、必要なサービスが受けられなくなる。おむつ代助成の限度額を引き下げると介護度が重い人の助成額を削ることになる。支援が一番必要な人への助成金を削減・廃止すべきではない。
A.多くの自治体は引き続き介護保険利用料の助成を行い、介護度の重い人は、おむつ代助成額1万円でも足りないと聞いている。しかし、経常収支比率の改善と財政調整基金の積み増しのため見直した。厳しい財政状況をご理解賜りたい。

Q.市民意識調査の結果、窓口サービスで力を入れて欲しいことの1位は、休日に手続き出来るようにすること。志木市、朝霞市、和光市でも市役所や出張所の休日開庁を行っている。実施に向けて検討すべき。
A.経費、人員体制等の状況を研究する。

●その他の質問
①落ち葉を回収、堆肥化して資源化する「落ち葉銀行」実施を。②片山三丁目地内の公園に幼児用ブランコの設置を。


文教生活常任委員 辻みき市議

辻みき議員

障がい者の働く場の拡大と工賃向上を
子どもの権利条約のリーフ作成を

Q.市内憩いの森等の公園清掃業務委託は障がい者の社会参加を後押しするものであり、休止すべきではない。
A.費用対効果の観点から休止した。児童遊園等の公園で、障がいの内容に適した業務の委託化について福祉団体と調整を図る。

Q.障がい者就労支援施設利用者の工賃向上のために、市役所における授産製品販売の場所やPRの工夫を。
A.販売コーナーが分かりづらいとの要望があり、障害福祉課受付コーナーに移動した。販売促進に今後も協力していく。

Q.「子どもの権利条約」を子どもたちに周知させるために、低学年の子でも分かる、子ども向けリーフレットを作成してはどうか。
A.学校では子どもの権利条約を踏まえた人権教育を進めている。発達の段階もあり、特に子ども向けリーフを作成する考えはない。親をはじめとして市民に対しての啓発こそ必要だ。

●その他の質問
国保税などの納付確認書の個別通知を。


(にいざ民報 2019年5月12日 3月議会報告号)