女性政治指導者サミット 日本で開催

世界80カ国から参加した女性政治家が集う「WPL(女性政治指導者)サミット2019」が6月26・27日に国会内で開催され、日本共産党の畑野君枝衆院議員、田村智子参院議員がスピーチを行いました。

畑野氏は、26日の分科会「多様性と包摂性をリードする女性政治家」で、日本の国会議員に占める女性の比率が、G20中、最下位であることなどを紹介。一方で女性への暴力、ハラスメントに対して「#MeToo」運動が起こったことをあげて、「日本の女性をいっそう勇気づけるために、サミットを通じて各国の取り組みについて活発な議論を期待したい」と述べました。

田村氏は27日の分科会「女性の政治キャリア障害、障壁、かけ橋」で、日本共産党の女性議員比率を紹介しながら政党のジェンダー平等に対する責任について発言。女性が政治活動を行う上で、出産・育児・家庭生活との両立が課題だと指摘し「女性が政治活動に加わる時間に、母親と離れていても、子どもが楽しい時間を過ごせる場所を保障するのも政党の役割だ」と主張しました。

(にいざ民報 2019年7月7日 No.1819)