新座駅の早朝時無人化を改善せよ オリパラ前に新たな障壁の解消を
小野大輔議員が「早朝の始発から午前6時半頃まで新座駅は無人駅となっています。事故が起これば対応が遅れ、混乱することが予想されます。また、障がい者の方の利用も制限されます。早朝時も職員を配置してもらい、市民の利便性、安全性を確保すべきです。JR東日本に改善を働きかけるべきです。」と質問しました。
JR東日本では2014年から早朝時の無人化を首都圏で行っており、4都県の23%が無人化されています。日本共産党の山添拓参議院議員が国会で取り上げ問題になっていました。新座駅は2万人を超える乗客がいます。これだけの乗客がいて無人化されている駅はほとんどありません。
JR東日本は無人時はインターホンでの対応をするとしていますが、聴覚障がい者の方も駅を利用します。問題は障がいのある方だけではありません、外国人も駅を利用します。オリンピックパラリンピックを前に新たな障壁を作るような無人化を続けてよいのでしょうか。JR東日本は経費の節減を狙っているのかもしれませんが、2017年度は経常利益3589億円、純利益は2470億円に上ります。
市長は「近隣市と一緒に機会を捉えて改善を図るように要望していきたい。」と答弁しました。
小野議員は、「上田県知事は2018年に県内無人駅の改善を図るようにJR東日本社長に求めています。市も早急にJR東日本に要求すべきです。」と市の対応を求めました。
(にいざ民報 2019年7月7日 No.1819)