志木駅周辺自転車駐車場の運用形態の変更について

志木駅南ロ駐車場は令和2年4月に供用開始となります。9月5日に行われた文教生活常任委員会で、部長報告と合わせて、新座市自転車等駐車場条例の一部を改正する条例について審議されました。

●志木駅周辺に設置している自転車駐車場6施設の定期利用の更新手続きについて、現在は2施設に振り分けて設置されていますが、1台の更新期が故障した場合に更新手続きができない事態が生じていたので、新設する自転車駐車場に更新期を2台設置し、更新手続きを一本化します。

●一時利用ができる各施設の収容台数が足りない状況にあったため、新設の駐車場に141台分のスペースを確保し、三軒家自転車駐車場に300台分のスペースを整備します。

辻みき議員は子ども乗せ自転車など規格外の自転車のスペースについて質問。交通防犯課長は「ラックの下の段には、電動アシスト自転車の荷量に耐えるものを整備する。子どものかごが前後についていてもスライド式で上のラックにもじゃまにならないように利用できる。ラックの下の段に大き目の自転車が1000台分収容でき、ラックに入らないような、特殊自転車等の平置きのスペースを65台分確保する」と答弁しました。

●自転車駐車場の価格設定が変更されます(表1参照)。現在、富士塚駐輪場は1か月の使用料は1850円ですが新設の駐輪場は2200円になります。この点について公明党の佐藤議員が質問し、市民生活部長は「近隣4市で、他の所と比べると現状では安い。志木駅の分散している施設を比較する中で新しいところですし、駅前の地下で当然費用も掛かっている。また始発、終電にも対応させていただくのと、ラックも最新式で、利便性等考慮する中で駅の事情も考えたうえで料金設定をさせていただいた」と述べました。

辻議員は一時利用の料金設定について「新座駅は時間に関係なく100円かかるが、新設駐輪場は入庫後3時間は無料となっている。その考え方は?」と質問しました。

交通防犯課長は「改修前にもともとロータリー内に自転車の一時利用があった。駐車場の整備計画を作る段階で、補助事業で台数の精査が厳しくあり、ロータリー内にある140台は地下におろしたような考えで、料金設定もそれを継承した。駅周辺施設の個人商店など利用先に自転車置き場がない中で、買い物のときなども決まった場所に置いていただきたいというところで設置された」と述べました。

登録利用の使用料(表1)

(にいざ民報 2019年9月22日 No.1828)