新座駅大屋根の雨漏り改修を早急に

辻みき議員は、9月議会定例会一般質問で、新座駅大屋根の雨漏りの改善について取り上げました。

H27年12月議会、H28年6月議会、H29年12月議会と3回にわたり、芦野修元議員が一般質問で取り上げてきましたが、いまだに雨漏りが発生しています。抜本的な改修が必要なのではないか。また、駐輪場から駅に上がる階段の中央部に落ちる雨漏りは早急に対応すべきではないか、天井のガラス部分のヒビの改善を要望しました。

新座駅の大屋根は平成13年にできたもので、屋根の上は平らで15、6面のパネルを並べてできています。近年はパネルとパネルの間の目地が老朽化していて、防水シートを張ったり、雨漏りの箇所を塩ビシートで覆ったりその都度対応しています。塩ビシートの補修は1面につき100万〜200万かかります。パネルがたくさん使われていてあちこちが経年劣化しているので、対処療法なのではなくやはり大規模な改修工事が必要なのではとの質問に対し、市長は「雨どい部分の点検補修や継ぎ目の補修をしてきたが雨水がどこから来ているのかが特定できず補修が難しい状況だった。対応策を検討し屋根全体を被覆する防水工法を選定し昨年5月に施工したところ有効性を確認できた。今年度も地下駐輪場の階段部分の優先度が高い部分から補修していく。」と答弁しました。ガラスのヒビについては「強化ガラスなので落下することはないが、専門業者に確認する」と述べました。

辻議員は「H28年6月議会の芦野議員の質問で『新座市の公共施設総合管理計画の中の、個別施設計画については平成32年度までに計画を立てていくもので、この大屋根については何千万とかかる大型の事業なので当然位置付けて計画的にやらなければいけない』と述べています。来年度までに作られる計画で大規模改修が位置付けられると考えて良いのか。」と再質問しました。

都市整備部長は「雨漏りしている部分を塩ビシートで覆う工法で対応したい」と述べました。

辻議員は「大屋根の雨漏りは、そういった部分的な修繕で全部直ると考えていいのか」と質問し、部長は「そのように考えている」と述べました。「現在、何か所の雨漏りを確認しているのか」の質問に対し「7か所を確認している」と述べました。

(にいざ民報 2019年9月29日 No.1829)