9月議会で質問しました 日本共産党議員の一般質問

総務常任委員長 小野だいすけ市議

小野だいすけ議員

大和田小通学路に横断歩道を
第2老人福祉センターに、市民の願い実現を

Q.大和田小学校の通学路でもある旧川越街道沿い野火止5丁目4番地付近のT宇路に横断歩道を設置してください。道路幅が広く、近くに店舗があるため子どもが横断するときに大変危険です。
A.交通規制を行う新座警察へ横断歩道の設置をお願いした。横断歩道を設置する位置は傾斜があり、車いすの方などの横断が困難であるために設置はできないとの返答があった。

Q.広島市基町高校の「原爆の絵」を展示している新座市平和展で、国際ヒバクシャ署名ができるスペースを。
A.個人情報を守る観点から鍵付きの署名箱を準備するなどスペースの確保は検討していきたい。

Q.新設される第2老人福祉センターについて①図書機能の移転について。②三角公園への出入り口の設置を。③新センターの植樹について。④新センターでも3つの給湯室を確保すべきでは。
A.①1800冊の蔵書できる棚を準備する。利用者と協議していく。②URと再度協議していきたい。③現在もユズ湯や料理に利用されているユズを植えられたらと考えている。④給温室の設置は費用がかかる。備品費で対応していきたい。


厚生常任委員長 石島よう子市議

石島よう子議員

難聴の方にヒアリング・ループ活用を
交通量減で4車線整備は必要ない・・都市計画道路 保谷朝霞線

Q.高齢化で難聴の方が増えている。ループスペース内で補聴器や受信機を使うことで聞こえやすくする携帯型ヒアリング・ループを備品に加え、市民団体に貸し出したり市主催の講演会等で活用し、社会参加の一助にしてはどうか。
A.議場、福祉の里、ふるさと新座館ホールと講義室2に据え置き型ヒアリング・ループを設置しているが、PR不足で使われていない状況だ。市民への周知を図り利用状況を見て購入は検討する。

Q.県が整備する都市計画道路保谷朝霞線の将来予測交通量は、4車線整備の場合に現在の3割減という結果だった。2車線整備の予測が出ていない中で本当に4車線必要なのか、住民は納得していない。住民説明会と、第2工区の環境影響評価を実施するよう県に求めるべき。
A.県が実施の4車線整備に市は協力する。環境影響評価は要望するが、住民説明会は要望しない。

●その他の質問
①自衛隊航空機の騒音が酷いという声を聞くが、飛行実態はどうなっているか。②高齢のためゴミ出しが困難な方に対する戸別収集の検討状況は。③国民健康保険税の引き下げ、子どもの均等割の減免を。


文教生活常任委員 辻みき市議

辻みき議員

配偶者暴力相談支援センターの設置を
新座駅大屋根の雨漏りは早急に改善せよ

Q.自殺対策計画に基づき、学校で「性の多様性」を学ぶ講座を。相談者の負担軽減のために、各窓口共通の相談シートの導入を。性的マイノリティ、アルコール依存症の対策を進めるべき。
A.県教委の「男らしさ女らしさ」等の教材を紹介していきたい。令和2年度から全庁的に共通の相談受付用紙を導入する。性的マイノリティについてHPを充実させ、酒害相談について必要に応じて検討したい。

Q.保護命令書面の発行等、ワンストップで対応できる配偶者暴力相談支援センターを設置すべき。
A.10月からDV相談は、女性困りごと相談とは分けて考え、人権推進課中心に対応する。配暴センターをつくる検討は早急にしたい。市としてもしっかり体制を整えて対応したい。

Q.小学校3、4年生のクラスにも35人の少人数学級を導入すべき。
A.一学級当たりの人数は先進諸国をみても極めて多い状況にあり、改善されなければならないと考えている。国や県のレベルで進められるべき。

Q.新座駅大屋根の雨漏りを早急に改善すべき。
A.塩ビシートで屋根を覆う工法で優先度の高い箇所から補修を行なう。


建設常任委員 笠原すすむ市議

笠原すすむ議員

保育園の待機児童の解消と保育士の確保を
中学校部活動の休養日を守れ

Q.保育園の待機児童の解消への取り組みはどうか。保育士不足のため9園で47人の児童の受け入れを制限している。法人保育園が要望している宿舎借り上げ補助を新座市でも実施すべきだ。
A.来年4月から北部地区と東部地区に保育園が新設される。10月からわかのび幼稚園で長時間預かり保育を開始する。保育士不足の解消のため引き続き努力する。保育士の業務負担の軽減のためにシステム導入費用の補助も実施する。宿舎借り上げ補助についても検討する。

Q.中学校の部活動の在り方についての活動方針が定められた。活動時間、休養日などが決められたが守られているか。学校外で活動している所もあると聞くがどうか。
A.休養日については平日に一日休み、土曜、日曜のいずれかを休むよう決めた。夏休み中は長期にわたって休むことや定期試験の前は休養日とすることなども定めた。6月の各学校からの報告ではほぼ適切に運用されていた。

●その他の質問
①教職員の多忙化解消についてどう進めているか。②臨時職員、非常勤一般職員の処遇改善を進めるべき。


(にいざ民報 2019年10月20日 9月議会報告号)