小中学校の雨漏り被害深刻

12月議会で一般会計補正予算の中で小学校施設整備に708万円が計上されました。主な内容は小学校2校(八石小、西堀小)の雨漏りの修繕となっています。

12月4日の文教生活常任委員会で、小中学校における台風、大雨の雨漏り状況についての資料が提出されました。

9月9日の台風15号では小中学校23校のうち、新座中、第5中以外の21校が雨漏りしました。中でも片山小では4か所、池田小は11か所と多くの箇所が確認されました。10月12日の台風19号では、西堀小(6カ所)片山小、第4小、野火止小、池田小、東野小、新開小、栗原小、陣屋小、新座小、第2中、第4中、第5中が雨漏りしました。

10月25日の大雨の際には西堀小、第4小、八石小、野寺小、池田小、東野小、新座小(8カ所)第2中、第3中の雨漏りが報告されました。以上の報告について「通常の雨では雨漏りせず」と但し書きがありますが、西堀小、池田小、第四小、東野小、新座小、第二中は今回の台風、大雨で毎回雨漏りの被害が発生しており、早急な改善が必要です。

質疑の中で辻みき市議は構造的に改修が必要なのはどの学校かと質問しました。担当課は、「現在学校ごとの個別施設計画の策定をすすめている。その中で各学校の劣化状況を事細かに調査している。結果が出たら報告したい。」と述べました。スケジュールについては「令和2年度中には工事費や優先順位が確定する予定です。」と述べました。

辻みき議員

(にいざ民報 2019年12月15日 No.1839)