２月２８日から新座市議会第１回定例会が開会
※ 議会日程が変更になりました！ 変更後の日程は下のリンクからご覧ください。
市長提出議案33件、条例15件、予算14件などが審議されます
新座市議会第１回定例会は２月28日から３月27日までの会期で行われます。日程は下表の通りです。市長提出議案は33件で、条例15件、予算14件、契約２件、道路案件２件となっています。
条例では、国民健康保険税の改定案が出ています。２月９日付け「にいざ民報」でお知らせしましたが、今回の改定は、「①当初予定していた１人当たり４９３１円の国保税の値上げは行わない。②現行の４方式から２方式への移行を段階的に進めるため、下表のように税率を変更する。③賦課限度額は引き上げる」という内容です。２年目に続き３年目の値上げもストップさせることができました。２年前の市民運動の大きな成果です。しかし、全体としては値上げはありませんが、均等割が上がっているため家族が多い世帯は値上げとなります。
２０２０年度一般会計当初予算は５２０億７３００万円で昨年より２２億８７００万円（４・６％）増となっています。歳入では市税が２４６億７１８７万円で昨年より１億５８８０万円の増、地方交付税が１７億５０００万円で２億５０００万円の増となっていますが、消費税が10％に増税されたにもかかわらず地方消費税交付金は２５億円で、８％の昨年より１億円減っています。
歳出では民生費が全体の５４・２％で１番多く昨年より１７億５８９３万円の増です。教育費は４７億３６４万円で昨年より６億０１６４万円増額しましたが、それでも、全体の９％で近隣市では最も低くなっています。
日本共産党市議団が一般質問や予算要望書などで実現を働きかけてきた事項では、①保育士宿舎借り上げ支援事業の実施（７３５７万円）②放課後児童保育室の整備（池田小学校は敷地内に移転新築２階建て２教室、栗原小は２階建てを増設２教室、陣屋小は平屋建てを増設１教室、第四小は来年度に２階建て２教室を建設、東野小も来年度に近隣地に２階建３教室を建設し移転する。第四小、東野小は今年度予算で設計業務委託）
③市営墓園墓所での合葬墓の設置工事設計委託（４１９万円）④障がい者相談支援体制の充実を図るため、基幹相談支援センター２か所を新たに設置する。などが予算計上されています。
２月28日に市長施政方針表明があり、３月４日から９日まで本会議で施政方針と予算に対する質疑が行われます。また、10日から12日まで各常任委員会で質疑されますので、問題点などは今後お知らせします。市議会の傍聴にも来てください。
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（にいざ民報 2020年3月1日 No.1846）
