コロナ問題 共産党議員Zoom会議 現場の声届け政治動かす 家賃支援・農業・文化まで

日本共産党の国会議員が、新型コロナウイルス感染拡大と政治のあり方について語った「国会議員Zoom会議」が5日、インターネット上に配信されました。「まじめで好感が持てる」 「日本共産党が与党多数になれば、国会も有意義な場になるだろう」などの意見が寄せられ、1万4000を超えるアクセスがありました。

小池晃書記局長は、ますます必要となる補償について安倍晋三首相は「全く具体的に示さなかった」と指摘。

田村智子政策委員長は、休業で2割以上減収した中小事業者の家賃を支援する法案を、野党合同で衆院に提出したとし、「与野党一致して早く進めていきたい」と述べました。

岩渕友参院議員は、個人経営の飲食店でアルバイトする大学生が、感染拡大で仕事がなくなり生計が立てられず、学び続けることができないという声を紹介。「授業料の減免、給付制奨学金の拡充など、”働く学生”に対する支援が必要」だと強調しました。田村智子氏は、授業料の一律半額や、生活に困窮する学生への20万円の給付を盛り込んだ法案を野党共同でまとめていると報告しました。

大門実紀史参議院議員は「新自由主義のやり方がひどい事態をつくりだし、経済のあり方が問われている。同時に、世界が対立している場合なのかと平和も問われている。軍事拡大の路線を根本から見直し、違うところでお金をかける必要がある」と主張しました。

「国会議員Zoom会議」の動画を日本共産党のホームページでご覧になれます。

国会議員Zoom会議

(にいざ民報 2020年5月17日 No.1855)