市民の足「にいバス」を便利に 総合運動公園内にある広島・長崎の被爆二世の木について

小野ゆみこ議員

小野由美子議員は、「にいバス」の進行状況についてと、新座市総合運動公園内にある広島・長崎の被爆の木について一般質問しました。

1、「にいバス」の進行状況について

3月議会で伺った、「にいバス」の市民アンケートの進捗状況と、コンサルタント会社との話はどこまで進んでいますか。このコロナ禍でも、市民は「にいバス」の便利さを求めています。市民が少しでも便利に利用できるように話を進めてください。

3月の議会で「にいバス」の赤字部分に国の特別交付税が出ている事が明らかになりました。市は今まで年間2500万円の赤字が出ると答弁していましたが、その8割に特別交付税が出ているのならば、市の持ち出しは650万円です。その差額の1850万円を利用すれば、市民の足になる便利な「にいバス」にできます。

また、路線バスにアクセスするようにデマンド交通の方法もあります。少しでも便利に使えるようにこの機会に検討してください。

答弁:このコロナ禍でバス利用者のアンケート調査等、スケジュールが遅れました。これからコンサルタント会社との協議を行い考えていきます。

2、広島のアオギリ・長崎のクスノキの被爆二世の木について

総合運動公園には広島・長崎の被爆二世の木が植樹されています。その記念樹のプレートには、原爆投下時の説明文とともに、「貴自治体にお贈りしたこの木が、人々に愛され、平和のシンボルとなることを願っています」と記されています。

日本は唯一の戦争被爆国です。この様な惨禍は二度と起こしてはいけない事ですし、後世にも伝えていかなければならない事だと思います。このコロナ禍、現地に学習に行くことができません。なので、市民の学習の一助になるように大きな看板を設置し、多くの市民に周知してください。

答弁:大きなプレートを設置いたしました。そして、公園の案内板にも今後表記していきます。

(にいざ民報 2020年6月21日 No.1859)