発熱外来PCR検査センター 朝霞4市内に増設を

笠原すすむ議員

「PCR検査の抜本的強化が必要です。医師会の協力をいただいて、発熱外来PCRセンターを増やしてください」6月16日の一般質問で、笠原進市議が提案しました。

笠原市議は、「日本の検査数はヨーロッパの20分の1と言われるほど極端に少ない。18県の知事が予防的な検査が必要と提案している。Jリーグとプロ野球は毎週選手の検査をして再開すると言っている。病院・介護施設・保育園・学童保育所などは、仕事の性質上密着するなと言われても密着しないわけにはいかない。こうした仕事の人たちには、熱の有る無しにかかわらず、予防的に検査する体制が必要だと思う。医師会に協力していただいて、朝霞4市内に1ヵ所PCRセンターを設置したがまだまだ足りない。増設すべきだ」と提案しました。

並木市長は「検査体制を強化し、早期発見につなげることは重要だと考えていますので、検査体制の充実を図るよう県へ要望してまいります。現在、朝霞保健所管内には7ヵ所の検査センターがあります。1人暮らしの方をどうやって7ヵ所の所に運んでいくのかなど、いろいろな問題があります。検査については財政支出も伴います。どのような仕組みを作っていくかということも必要ですので、今後、朝霞地区4市の市長と早急に話し合っていきたいと思います」と前向きな答弁をしました。

(にいざ民報 2020年7月12日 No.1862)