「若者応援!街かどフードパントリー@志木駅」民青同盟埼玉県委員会

民青同盟埼玉県委員会の「若者応援!街かどフードパントリー@志木駅」が、23日(木)夕方に行われました。

コロナ感染が再び拡大する中、4連休初日としては人通りが少ない志木駅でしたが、この日も1時間半で36人と対話になり、食材を持って帰ってもらいました。

観光学部の大学3年生の方は「オンライン授業が増えた。テストが無くなりレポートが増え大変。インターンシップ(就活)が中止になり残念。旅館の仕事を体験する予定だった。」「アルバイトが飲食店なのでシフトが短くなりあまり入れない。金銭面で不安。将来就きたい観光業だが就職活動でコロナの影響も不安。家賃、生活費はアルバイトと仕送りで払っていたが、バイトが週4から3に減り、夜勤が無くなり収入減。親の収入も減り、仕送りも減っている。」「大学からの給付があったが、学費の総額から引かれていた。できれば現金を支給してほしかった。1回の支給では足りない。回数を増やしてほしい。」と切実な思いを語ってくれました。

2人の子を持つお母さんも「娘2人(大学生・高校生)で奨学金を2つ借りています。学費が大変。学校が休みになったのに普通に学費を納めました。リモート授業のためにネット環境も整え、ステイホームで光熱費が増えるなど出費もかさみ大変です。」と話し、食材配布を喜んでくれました。

ふらふらとして、やせ細った何日も食べていないのではないかという学生さん、食材だけでなくとにかくコロナで政治に何か言いたいとアンケート目的で話しかけてくれる方など、いろんな方と話になりました。短い時間駅に出ているだけでも、コロナ危機でのリアルな実態をたくさん受け止めることができました。

集めたアンケートは国会議員などに届け、「大学の学費を半減」することなど政治を変えるために役立てます。

フードパントリーとアンケート 志木駅南口
フードパントリーとアンケート 志木駅南口

(にいざ民報 2020年8月2日 No.1865)