各国で消費税減税を実施 日本でも消費税を５％に！

新型コロナウイルスの感染拡大が世界各国の経済を直撃する中で、付加価値税（日本の消費税にあたる間接税）を減税する国が相次いでいます。

消費を活性化させ、打撃を受けた業界を支えることが目的です。世界の税務サービス会社アバララの資料によれば、付加価値税の税率引き下げなどを行った国は約２０か国です。日本は、コロナ前から、安倍政権によって消費税増税が繰り返され、消費不況に突入していました。それだけに、消費税減税に踏み切ることは、経済を立て直すうえでいっそう重要です。

５％減税で暮らしを支える

日本では、消費税が２０１４年に８％、１９年１０月に１０％へ引き上げられ、コロナ危機以前から大不況を招きました。日本で消費税減税を行うことは、コロナ危機からの脱出だけでなく、経済を再建する上でも不可欠です。所得の低い人ほど恩恵があり、中小企業の経営を支える消費税減税は効果的な政策です。政府に実現を迫っていきましょう。

（にいざ民報 2020年8月2日 No.1865）