インフルエンザ予防接種 高齢者は無料で接種できます

冬に向けて、新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行が心配されています。新座市では例年、65歳以上の方のインフルエンザ予防接種は、市の補助があるため自己負担1500円で受けることができます。

共産党市議団は新座市に、「自己負担分も含めて全額補助を」と求めてきましたが、市は「財政上全額補助は考えていない」と回答してきました。そういう中、埼玉県はこの自己負担分を全額補助することを決め、無料で接種できることになりました。発熱患者やインフルエンザの重症化を減らすことで、新型コロナに対応する病院の負担を軽減することが目的です。

対象者は、
①65歳以上の方
②60歳〜64歳で心臓・腎臓や呼吸器の機能に障害があり、身辺の日常生活が極度に制限されている方
③60歳〜64歳でヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に障がいがあり、日常生活がほとんど不可能な方

補助対象期間は、
10月〜12月にワクチン接種した分(効果のある早目の接種をしてもらうため)10月1日から県内の指定医療機関で接種可能になっています。新座市内で接種可能な医療機関は、春に新座市から配布された「令和2年度新座市保健センター健康応援ガイド」に載っています。

新座市保健センターにお話を伺ったところ、埼玉県の補助決定時期が「広報にいざ」10月号の掲載に間に合わなかったため、「自己負担1500円」と書かれていますが「無料」です。

また、来年1月まで接種は可能ですが、無料期間は12月末までなので、気をつけてください、ということでした。

お問い合わせは、保健センターヘ
電話番号
048-481-2211

(にいざ民報 2020年10月4日 No.1873)