教員の多忙化の解消のため 行事を見直すなど思い切った改善を

しまだ好枝議員

質問

教員の仕事はブラックだと言われて久しいです。教員の多忙化が起こるのは限られた人数の中でたくさんの仕事をしている訳で、教員の数を増やすことが何よりも第一に必要なことと考えます。英語の授業、パソコンの学習も始まり、担任の持ち時間数も多くなり、空き時間も少なく、授業に追われているのが現実ではないでしょうか。その上、放課後は様々な事務処理に時間を費やすことになります。多忙化の解消には思い切った行事の精選が必要と考えます。「子ども暗唱・弁論大会」「縄跳び検定」等は見直してもよいのではないでしょうか。また、少人数学級を実現することで、子どもも教員もゆったりとした環境で授業を行うことができ、多忙化の解消につながると考えます。新座市での多忙化解消に向けた見解、取り組みについてお聞きします。

教育長答弁

ICカードを利用した出退勤の記録を取っていますが、勤務時間については改善されてきています。午後6時以降は留守番電話になり、学校は電話を受け付けないようにしています。また、夏季休業中の閉庁日をお盆前後に設けました。部活動についてもガイドラインをしっかり取って行っています。教員増については、各学校2名程度の加配教員が配置されているので、負担軽減につながっていると考えます。行事については、あり方については吟味して検討していきたいと思います。少人数学級の実現については、同感です。40人という定数は限度をはるかに超えている状況にあると考えています。