新型コロナウイルスワクチン接種の準備状況について

新型コロナウイルス感染症に係るワクチンの接種の準備状況について2月22日市議会全員協議会で説明かありました。

いきいき健康部内に新型コロナウイルスワクチン接種事業推進室を設け、接種体制を整備しました。市内の医療機関従事者等の優先接種は、3月上旬から始まる予定です。市では、まず4月1日以降の高齢者向け優先接種の体制を整備し、以後基礎疾患を有する方や高齢者施設等において利用者に直接接する職員、一般の方の順で接種対象を広げていく予定です。基礎疾患がある方等の接種時期は、ワクチンの供給状況により今後国から指示される予定です。

新座市では高齢者の接種は、病院・診療所での個別接種により行う準備を進めています。ファイザー製ワクチンによる接種を念頭に置いています。ワクチンの保管に必要となる超低温冷凍庫は、国から市に11台割り当てられます。2月に2台、3月に1台、4月に2台、5月に4台、6月に2台が配置されます。2月に配置される超低温冷凍庫は、新座志木中央総合病院及び堀ノ内病院に割り当て、医療従事者等向けの優先接種を行います。高齢者向けの優先接種は、この11台の超低温冷凍庫を配置した医療機関からワクチンを小分け・配送し、30の医療機関で実施する体制を整備いたします。1日30人を予定。本市の高齢者人口は、約4万4500人で、市全体で1日当たり900回の接種を行うと、12週間で85%の高齢者が2回接種できる計算となります。その後の基礎疾患を有する方等の接種につきましても、基本的には地域の病院、診療所での個別接種を中心といたします。市内の16歳以上64歳以下の対象者は約10万1000人です。

(にいざ民報 2021年3月7日 No.1893)